食品の検査と衛生管理 細菌検査|汚染指標菌検査

汚染指標菌検査

給食の原材料が衛生的に取り扱われているか、食品が適切な処置・工程で製造されているかなどの目安(指標)となる検査です。項目としては、下記の検査をしています。 


試料溶液の調整

集落数の算定

細菌数

細菌数とは、一般細菌数、一般生菌数、生菌数とも呼ばれています。汚染指標菌検査の1つであり、我国では食品衛生法や衛生規範により、規格基準や指導基準が設定されています。例えば、製造工程において加熱処理され、食べる前に加熱調理するような冷凍食品は細菌数が10万/g以下が基準です。

大腸菌群

大腸菌群とは、腸内細菌科に属するグラム陰性の無芽胞桿菌で乳糖を分解し、酸とガスを産生する好気性または通性嫌気性の細菌のことと定義されています。我国では、乳・乳製品、清涼飲料水、食肉及び魚肉ねり製品、冷凍食品等に規格基準が設定されています。

E.coli

E.coli (イー・コリー)とは、大腸菌の学名ですが、食品衛生法においては糞便系大腸菌群を指しています。我国では食肉製品、生食用食肉、生食用かきおよび凍結前未加熱・加熱後摂取冷凍食品についてE.coliの規格基準が設けられています。


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