食品検査技術講習会 令和元年度
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令和元年8月19日に愛知県学校給食総合センター(豊明市)にて、栄養教諭・学校栄養職員を対象に「食品検査技術講習会」を愛知県教育委員会共催のもと開催しました。
食品衛生の知識及び調理現場で活用できる検査技術の習得を目的とし、食器の洗浄効果確認検査、ATP拭き取り検査、食品中の異物検査について実習中心で実施しました。
食器の洗浄効果確認検査では、試液を用いて食器具の洗浄不足の指標となる、でんぷんや脂肪の残留を確認しました。
ATP拭き取り検査では、汚れを数値化するATP拭き取り機器を用いて手指や調理器具等を測定しました。
異物検査では、食品中の異物混入事故について、調理現場で活用できる「外観観察」「カタラーゼ試験」「タンパク反応試験」「燃焼試験」を実習しました。
15名の受講者からは、「食器の検査では、洗い残しや傷などが視覚的に確認できるため、調理員と協力して実施していきたい。」「ATP拭き取り検査では、有意義に活用できる方法を学べたので、現場でも活用していきたい。」「異物検査では、自分たちでできることが数多くあることがわかり、今後活用していきたい。」などの感想がありました。
開会式 |
食器の洗浄効果確認検査 |
手洗い後のATP拭き取り検査 |
異物の燃焼反応検査 |