食品検査技術講習会 令和6年度
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令和6年8月2日、愛知県学校給食総合センター(豊明市)にて、県内の栄養教諭・学校栄養職員を対象に、「食品検査技術講習会」を開催しました。この講習会は、食品衛生の知識及び調理現場で活用できる
検査技術を習得することを目的に毎年開催しており、今年度は21名の方々にご参加いただきました。
当財団の検査員を講師とし、食器の残留物確認検査(残留デンプン試験、残留脂肪試験)、ATP 拭き取
り検査、食品中の異物検査(外観観察、カタラーゼ試験、燃焼試験等)について、実習を中心に実施しまし
た。
受講者の方に、受講後アンケートをお願いしましたところ、
- 食器の残留物検査は普段薬剤師の方が行ってくださるので、実際に自分でやってみて、すぐに色が付き、どの辺に残りやすいかよくわかった。
- ATP 拭き取り検査を行い、手指に多くの汚れがあることがわかり、改めて手洗いの大切さを感じた。また、器具の検査を行い、丸ごと洗浄を行うことができない器具がかなり汚れているのがわかった。調理員さんと一緒に検査を行い、今後の意識づけに活用したい。
- 手洗いの検査では、自分も洗えていないことに気が付くことができました。調理場で行ってみたり、児童の指導にも活用したいと思いました。
- 異物混入についてでは、何の異物だったのか、様々な方法で確認することができたが、その中でも何の異物がどこで入ったのか、今後の対応をどのようにすればよいのかがとても大事になるのだと考えさせられる研修となった。
などのご感想をいただきました。
食器の残留物確認検査 |
ATP拭き取り検査 |
異物の外観観察 |
異物の燃焼試験 |