食品検査技術講習会 令和7年度
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令和7年8月8日、愛知県学校給食総合センター(豊明市)にて、県内の栄養教諭・学校栄養職員を対象に、「食品検査技術講習会」を開催しました。この講習会は、食品衛生の知識及び調理現場で活用できる検査技術を習得することを目的に毎年開催しており、今年度は15名の方々にご参加いただきました。
当財団の検査員を講師とし、食器の残留物確認検査(残留デンプン試験、残留脂肪試験)、ATP拭き取り検査、食品中の異物検査(外観観察、カタラーゼ試験、燃焼試験等)について、実習を中心に実施しました。
受講者の方に、受講後アンケートをお願いしましたところ、
- 実際に実験をしながら学ぶことができたので、理解しやすく現場でも生かすことができそうだと感じました。
- ATP検査は実際にやってみて、この器具のこんな部分に気を付けるようにしよう、拭き取るだけでも数値がこんなにも変わる、ということがわかり、これから意識していきたいと思いました。
- 調理場で実際に使用している食器、食器具のでんぷん、油、ATPを調べることができ、洗浄状態を振り返ることができました。調理員さんにこの結果を伝え、2学期以降の調理作業に役立てていきたいと思います。
- 食器の試薬検査をすると、たいてい残留でんぷんが検出されてしまうので、効果的な洗浄方法等の対策があれば知りたい。
などのご感想をいただきました。
![]() 食器の残留物確認検査 |
![]() ATP拭き取り検査 |
![]() 異物の外観観察 |
![]() カタラーゼ試験 |