食育の推進と支援　各種講習会｜親子工場見学会

親子工場見学会 〜牛乳について学びました〜

　愛知県教育委員会の後援で令和元年６月１６日(日)に親子工場見学会を開催しました。

親子工場見学会は、学校給食で使用されている食品や食材が、どのようにして児童生徒の給食に提供されているかを学習し、学校給食への理解と食への関心を高めるために開催しており、今年で５回目を迎えました。抽選で選ばれた県内在住の親子１３組２６名と、学校給食で毎日飲んでいる牛乳について学ぶため、豊橋市にある中央製乳（株）本社工場と酪農家の見学に出かけました。

　中央製乳（株）では、愛知県内の学校給食用牛乳を約50％供給しています。参加した子供たちは、徹底した衛生管理のもと、牛乳が製造され、実際にラインを流れている様子を興味深そうに見学していました。工場見学の後は、牛乳が季節により濃度が変化することや、産地により味が違うことなどを学び、新鮮な牛乳を使用したバター作りにも挑戦しました。
酪農家では、乳牛の飼育方法をはじめ、牛の出産や搾乳などについて詳しく教えてもらいました。命あるものを育てることの大変さ、また命の尊さも学ぶことができました。
参加者からは、「牛乳の味が季節により違うことや、牛乳の殺菌方法など知らなかったことを知ることができました。」「酪農家さんのお話を実際に聞くことができ、とても良い経験ができました」などの感想をいただきました。